インスピレーション
見たことはなくて、聞いた情報から
若冲の描く象がユニークであった様に
聞いた・読んだ情報をダンスのエッセンスとして
取り入れる…
1600年代にイランを旅したヨーロッパの人が書いた旅行記の文が載っていて、その頃宮廷で踊られていたペルシャンダンスへの感想を細かく知った。
"風の様に素早く、その細かさを目で追うことは出来ない…"
もちろん、ペルシャンダンスの先生からどんな踊りかは知っているけど、さらにエッセンスを。
まず音楽は速いもの…テンポの良いものであったと思う。短い時間の中に巧みに多くの動きが詰まっていたと思う。
これは、ダンサーとして思うことだけど、動きの詰め込みだけでは 情緒がなく一般の人にもいい様に映らない。ここで、ダンスが宮廷でどんな目的だったかを批判する文章を書いておきながらも、その 旅行者がそのダンス自体を褒めていたことを考えると、
やっぱりすごいクオリティだったのかな?と考えてしまう。
そんな時、そのダンスには動と静があり(素早いと静けさがあり)
魅力が技術を越えていたから
ディテールを目で追いかけることが出来なかった…と 私の中ではそう思えた!
そう思いながら、ダンスを作ってみる↑
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